ネパール&日本 自然と平和の会

ネパール&日本 自然と平和の会
ネパール&日本 自然と平和の会は2011年より毎年ネパールの村を訪れ、学校の教員向けプログラム「愛と思いやりのある教育」を行っています。このプログラムでは子供たちに温かい教育環境を提供することで、学校への定着率を改善し、勉強を続けて就業へつなげるプログラムです。ネパールの農村部の学校では教員による体罰が原因で学校を中退する子供がいます。学校を中退した子供は教育を受けることができず、仕事に就けないという問題につながっています。教員の意識改革をすることでより多くの子供たちに温かい教育環境を提供できるという信念のもと、ラムジュン州のNGO団体「サボダヤシワースラム」と共催でラムジュン州、ゴルカ州を中心にプログラムを行っています。

ネパール地震関連ニュース

ネパール地震関連
★ ネパール大地震のための義援金募集開始しました。詳しくはこちらから。
★ ネパール大地震のための募金箱設置場所はこちらから

2015年5月27日水曜日

カリガンダギ川

大地震でネパールの各地で地すべりが発生しています。

地形を変えるくらいの大きな大地震です。
大きな地すべりが起き、ミャグティ州のカファラガンダで起きた地滑りにより、カリカンダギ川をせき止めてしまうという事態に。これは3日前の出来事です。

地すべりで流れた土が川をせきとめ、ダム化してしまっているのです。
ダム化でできた湖は100mの深さ、3kmの長さにまでいっきに
ダム化していた場所から水が15時間にわたって水があふれました。

雨季の時期の水位と比べても2m以上上がり、住民は高い場所への避難を余儀なくされていました。あふれた水は無事に元のコースを流れ始めたことから、危険な状態からは脱した様子です。


地震だけでも大変ですが今はこうした地すべりによる2次被害が拡大しているようです。

このミャグティ州はこれからの雨季により、さらなる地すべりで1千個の家が危険地域に指定されているようです。
これが地すべりで新しくできた湖・・・。地震の力って本当にすごい・・・。

水位があがってかなり家の近くまで!住民の方たちは恐怖を感じたでしょうね


こんなに大きな川をせき止める地すべり。

これから始まる雨季でさらなる地すべりが起きるのも心配です。

募金活動の様子

先日金曜日広島市内の2つの場所にてネパール大地震の募金活動を行いました。


足を止めて募金をしてくれる方たち。

協力いただいた皆様にも本当に感謝です。

高校生や修学旅行生も限られたお小遣いから私たちの募金へ協力してくれました。

ボランティアで仕事終わりに参加してくれた方、お仕事お休みとって参加してくれた方もいました。
本当にありがとうございます。

6月もまた募金活動を行う予定です!

2015年5月24日日曜日

仮設住宅の建設

もうすぐ雨季を迎えるネパール。

村の人たちの心配第一は雨季をしのぐための仮設住宅です。

収穫した作物も保管する場所が必要になります。

ということで、現在集めている募金の一部を、ダーダガウン村の仮設住宅建設のために使用することにしました。

トリブバン大学の開発している仮設住宅、2年はもつそうです。

こちらは物価の高騰もあって1住宅あたり4万2千円の予算がかかります。
地震の影響で物資が少なく、もともと見積もりしてもらった額がどんどんと値上がりしてます。

仮設住宅の中

外観

村の人たちへの説明会の様子

村の人たちには好評だったそうです。



みなさんからいただいた募金の一部はまず仮設住宅にまわします。

また報告しますね!


2015年5月22日金曜日

自然への畏怖と尊敬

地震以降、ネパール各地で「神様の怒りを鎮める儀式」が行われています。

自然への畏怖を持ち、神様に祈りを捧げ、再び大きな地震が来ないようにお祈りを捧げるのです。

先日、ヒンズー教の聖地であるパシュパティナートでも5日間にわたりこの儀式が行われました。

ネパールの軍隊もこの儀式を各地で行っているそうです。

ただいまネパールでは各地で行われているこの儀式。

日本でも自然に存在するものに神様が宿るという考えがありますが、ネパールでも同じような考え方があります。

こうして大きな規模で祈りを捧げるのは、ネパールらしいです。

この心は現代生活を送る私たちにも忘れてはいけないことだと思います。私たちも自然の一部。
自然への畏怖と尊敬の心。



儀式の様子:kathmandu postより抜粋



本日募金活動です!

本日は下記の場所で募金活動します!

ネパール大地震 募金活動

主催: ネパール&日本 自然と平和の会

5/22(金)
場所(2箇所で行います):
(1) 本通入り口 (本通り電停近く、セブンイレブンの前)
  13:00-18:00
(2) 福屋八丁堀店 前 (交差点に続く歩道です)

     13:00-19:00


本通側は18時までとなっています。
お仕事終わってかけつけようとしている方は福屋八丁堀の方にお越しください。





集めた募金は直接村に届けます。
直接的な支援に興味ある方はぜひご協力ください!


問い合わせ先:
ネパール&日本 自然と平和の会
担当: 大和
電話番号: 082-258-1495(携帯へ転送しますので、場所がわからない方はこちらまで)
e-mail: info@himalayanyuki.com

2015年5月19日火曜日

シンドゥプルチョークの被害の状況

ネパール大地震の震源地の地図。

4月25日に発生した地震、マグニチュード7.8 震源地 バルパック村 ゴルカ州、 5月12日に発生した地震 マグニチュード7.3 エベレストベースキャンプのあるナムチェバザール付近、ドルカとシンドゥルパルチョークの間

この2つの地震により、一番大きな被害を受けたネパールの州があります。
Shindhupalchowk(シンドゥパルチョーク) です。
首都カトマンズから72km西の距離にある州です。


この州全体が壊滅的な被害を受けています。
ネパール政府の発表によるシンドゥパルチョーク州の被害状況。
現在の調査では一番ひどい被害を受けた場所です。
1度目の地震でもひどい被害だったのに、2度目の地震も震源地にかなり近く、地すべりや地割れを引き起こしてしまいました。


1. 全壊家屋 州の全2万8千棟ある家屋のうち、2万3千棟が全壊。
2. 死者数 3424名
3. 負傷者数 859名
4. 倒壊した学校の数 550校
Reuters/N.Chitrakarより 上から見たShindopulchowkの村。これは4月25日後なので、5月12日の地震のあとはまた変わっていると思います・・

Shindhulpuchowkの地割れの様子


ネパールは電力供給のため、水力発電を行う国ですが、このシンドゥパルチョークにも水力発電所があります。70メガワットの電力をカトマンズへ供給していましたが、この水力発電所も地震により、全壊。現在は、水力発電所のパイプが破損し、水があふれている状態が続いています。

現在ちょうど新しい水力発電所を2箇所に建設中でしたが、そちらも地震で全壊となっています。

シンドゥパルチョークは美しいトレッキングルートでもあり、住民の多くがホテルを経営したりして生計をたてている州です。トレッキングルートのみならず道路はほとんどが壊れています。
特に地すべりがいたるところで起き、地滑りの下敷きになってなくなった方も多いです。
ekantipur.comより。


州全体がなくなってしまうほどの打撃を受け、今シンドゥパルチョークを離れる住民がほとんど。

おうちもなくなってしまい、地割れもあちこちにあり、荷物を取りにもどるのも危険な状態です。
現在は他の州にうつってしまい、州全体の人口は75%も減ってしまっている状態です。

警察は仮設のテントの中で業務を行ってます。

お役所は全壊したので、機能してません。


あまりのダメージの大きさにそこに仮設住宅を作ってすむというよりは、別の場所へ移住する選択をする住民が多いそうです。

まだ余震の続いているネパール。
シンドゥパルチョークの住民の願いは、重機が必要。
がれきから自分たちの荷物を取り出すためです。

他の場所へ移るために取り出す荷物であり、その土地での再建のためではありません。

ここは今までも川の増水による、水力発電所が浸水したり、地すべりも2014年8月にあったりとさまざまな事故や自然災害を乗り越えてきた場所でもあったのですが、今回のダメージは大きすぎます。




2015年5月16日土曜日

ネパール地震 募金箱設置に協力いただいている皆様

下記の場所でネパール地震の募金箱設置にご協力いただいております。

振込みするのはちょっと手間だな~ だけどネパールのために何かしたいという方、お近くの設置場所があったらぜひ足をお運びください!

あなたの募金がネパールの1日も早い復興へつながります。
ネパールは災害対策のシステムが日本のように整備されているわけでもなく、また救助ヘリや設備などはそろっていません。少しだけでも協力いただけることで、多くの方の希望につながります。ぜひご協力お願いします!


  •  littletwitter
    〒730-0034
    広島中区新天地4-8-2F
    TEL&FAX  082-243-6500
    募金箱設置のほかに、ネパール支援となるハチドリのレザーキー、アンクレット、ピアスの購入代金が支援金につながるオリジナルアクセサリも販売されています。
  • こうしい屋 蛇舞珈亭
    〒733-0873 広島県広島市西区古江新町1−30
    定休日: 火曜日
    082-274-7277
  • littleones
    広島県 広島市西区三篠町2丁目12-32
    定休日: 水・木
    050-1294-6483

  • Tsampa
    広島県三次市十日市南6-23―15

    大樽荘11号
    営業時間: 木曜日&日曜日 13時から18時 
    080-6308-5236(ワタナベ)
    募金箱設置のほか、HimalayanYukiのチャイをご購入金額を寄付にまわす企画を行ってます!三次方面の方、ぜひご協力お願いします。
     
  • chai shop pinkerton's Souk
    広島市中区八丁堀8-1 (フロアーN 2F)
    定休日: 月曜 第2・4日曜日 定休
協力してくれるお店や機関が増えたらまたこちらに更新していきます。

2015年5月15日金曜日

ネパール大地震 募金活動 ボランティア急募!

下記の日程&場所でネパール大地震のための街頭で募金活動を行います。

そこで、ネパールのために何かしたいなという方の中でご都合あう方急募です!


1-2時間だけでもOK。自分で都合がつく時間で十分です。


ネパール大地震 募金活動

主催: ネパール&日本 自然と平和の会

5/22(金) 13:00-19:00
場所(2箇所で行います):
(1) 本通入り口 (本通り電停近く、セブンイレブンの前)
(2) 福屋八丁堀店 前 (交差点に続く歩道です)

集めた募金は直接村に届けます。
直接的な支援に興味ある方はぜひご協力ください!

希望される方は、下記のあて先まで希望する時間などをお知らせください。
詳細な情報を返信いたします。

問い合わせ先:
ネパール&日本 自然と平和の会
担当: 大和
電話番号: 082-258-1495
e-mail: info@himalayanyuki.com


 みなさんのご協力お待ちしています。

中国新聞に掲載されました

フラワーフェスティバルでのネパール支援バザーの様子を中国新聞に掲載されました。

お客様がその日に「載ってたよ~」ともってきてくれたのですが、ばたばたしててなかなかこちらにアップすることができてなかったのです。

新聞記事はこちらです。

2015.5.4 中国新聞 朝刊

この記事を見て多くの方が朝から足を運んでくれました。

「新聞を見たよ」、「大変だったね」、「がんばってね」と応援の言葉をいただきました。
そのたびに胸がじーんとして、力が沸いてきました!

東北の大震災を経験された方、ネパールのカトマンズからつい前の日にもどったという方、チベットの支援をしている方などなど多くの方がこの記事を見てブースに足を運んでくれました。

これがネパールの支援につながるなら!とみなさん買い物してくれて本当に感謝しています。

収益はネパールの大地震支援のため使わせていただきます。
また報告しますね。




心の大きさ

ただいまネパールでもネパール地震のため募金を行っています。
ネパール人たちも自分たちでテントを買って足りない人に持っていったり、食料を届けたり、水を配ったりなどなど。いろんなことをはじめています。

募金風景からこんな感動的な写真をご紹介。



親や住む場所がなく路上暮らしかシェルターで暮らす子供たち。

道路に捨てられたペットボトルを収集して生計を立ててます。

とはいっても自分たちがおなかいっぱい食べるのに満たないくらいのお給料。
本当にその日暮らしです。


この子供たちがDONATION BOX(募金箱)に自分たちのお金をネパール地震のために募金してくれました。

明日の暮らしさえ見えない子供たちなのに、こうして募金してくれた。

この子たちの心の大きさに大人たち、心をうたれ脱帽。

愛を感じさせる、本当に素敵な1こま。

ありがとう!少年たち!




2015年5月14日木曜日

ゴルカ地方の被害状況

4月25日の地震の震源地に近かったゴルカ州の被害状況をドローンで撮影した映像です。

ネパールの村は斜面に家を村の人たちがたてています。
何世代にもわたり、少しずつ石を重ねながら建ててきたおうちや道路。

今回の地震でひとたまりもなく崩れてしまいました。


ゴルカ州の中心地ゴルカバザールは特にひどい被害状況ではないみたいですが、そこから歩いていかないといけない山間部の村はひどい状態です。

ドローンが撮影した、ゴルカ州の被害状況

2015年5月13日水曜日

ネパール ラムジュン郡にある村への救援物資届けの様子

4月25日の初めの大地震の震源地はゴルカ郡。
その隣がラムジュン郡です。

このラムジュン郡では一部の村を除き、人的被害があったのは少なく、家屋の倒壊、半壊が深刻な場所。2回目の大きな地震でネパールの広い範囲で建物が壊れてしまって・・・
今はまた状況が違うでしょう。


5月7日、標高1800mにあるライナスコット村に救援物資を届けた際、現地のNGO団体が撮った写真を送ってきてくれましたので紹介します。

村には下まで道路があるのですが、道路から上まで上げるのは人力です。
登ったことあるのですがここの階段はかなりきついです!
ネパールの人にはなんてことないのかな。
それでもみなさん、お疲れ様です!


村の家はこうして村人が石やレンガをつみあげて作ったおうちばかり。今回の地震で崩れたものこういうおうちです。

ひびがはいってる・・こうなるともう人は住めません。12日に来た地震でどうなっているのか・・・





5/12に震度7を超える地震が発生

この地震による死者は61名に達しました。(12日23時15分時点情報)

11州に渡り死者がでているそうです。特にひどかったのは今回の震源地ドラカ地方で死者は34名にのぼります。


先日の地震で残っていた建物が多数倒壊しました。

私たちも現地と連絡を取りながら情報収集にあたりたいと思います。

2015年5月12日火曜日

日本の自衛隊の救援活動

カトマンズ盆地からナガルコットに行く途中にSankhuという村があります。

そちらで日本の自衛隊が救助活動している様子が写真送られてきました。
もう10日前くらいになるんですけど、こちらが忙しくなかなかアップできませんでした。

日本の自衛隊をはじめとして、海外の救助活動は現地でも大きく報道されています。




重機が入らない場所でのがれき撤去作業はすべて手作業。







疲労困憊の様子。犬も疲れて、点滴をうちながらがんばっているというニュースを読みました。

そうして、ネパールの野良犬はどうなったの!?と心配してくれてたみなさん。こんなときでも子犬が産まれ、大変です。でもネパールの人たちにはこんなときでも食事をわけあたえるという意識があるんですね・・・。(感動)下敷きになって死んでしまった家畜や多くの野良犬たちがいることも事実。でもやっぱりネパールの野良犬はたくましく生きてました!

2015年5月11日月曜日

テレビ取材受けました

ネパール大地震 黙祷とキャンドル灯火 テレビ取材受けました。
ニュースを見逃した方、NHK広島ニュース こちらからご覧ください。

NHK Hiroshima posted the news of candle-lit program on 5/8.
You can check the movie from here.
Please check it out.

2015年5月10日日曜日

黙祷とキャンドル灯火

5月8日に原爆ドームの対岸にて、ネパール地震で亡くなった方たちへ慰霊と、復興への希望をこめて、黙祷とキャンドル灯火を行いました。


ネパール地震でに死者数は8千人を超え、地震から2週間たった今も増え続けています。

ネパールにゆかりのある方たち、そして在広島のネパール人の方たち、ネパールの被災者へ思いを寄せる方たちなどなど・・・。

総勢約70名の方たちが集まってくれました。

We held the candle-lit program in HIORSHIMA for the victims of earthquake on April 25, 2015 in Nepal.

People are gathered from various place of Hiroshima. Participant are consist of Japanese, Nepali residents of Hiroshima, even tourists visiting peace memorial park. They have lit 200 candles on the riverside across the Atomic bomb dome which is very historical and memorial place.

We prayed for the victims of earthquake and hoped the best for reconstruction.
We collected the donation through this program.
The donation will be used to provide water, tent, food and support for the children who lost their parents in the quake.




まだ日暮れ前・・・ぱらぱらと人が集まります。

キャンドルを灯して、「FOR NEPAL」とメッセージを形作りました




この明るい光がネパールの未来を明るく照らしてくれますように・・・心をこめて祈りました。


7時半に黙祷を捧げました。みなさんの胸にはさまざまな想いがめぐっていたと思います。

水面に写る原爆ドームとネパールへのメッセージ。この場所で祈りを捧げることができて、良かった。


当日そこをたまたま通りかかった外国人観光客の方たちも事情を説明するとぜひと参加してくれたり。ご家族や友人から誘われて来てくれたり。ネパールに想いを寄せるたくさんの人が参加してくれたこと、本当に感謝しています。

準備期間も短く、でもネパールのために祈りを捧げたいと企画したキャンドル灯火でしたが、多く方の支えがあって行うことができました。

みなさんと一緒に祈りを捧げれたことに心から感謝いたします。
快く手伝いを申し出てくれた皆様、ありがとうございました!




実は前日は地震発生から13日目。ネパール中でもこうしてキャンドル灯火と祈りを捧げるプログラムが行われました。

その様子も紹介したいと思います。
ekantipur抜粋


5・7はネパールで死者を弔う13日目。
地震で亡くなった方たちのため、カトマンズ盆地いたるところでこのキャンドル灯火が行われました。


今回の地震で倒壊したダラハラタワー。その周りを囲んでキャンドル灯火。ダラハラタワーはやっぱりカトマンズの象徴的な存在なんですね。







2015年5月6日水曜日

フラワーフェスティバルに出店しました

フラワーフェスティバルのフリーマーケットに参加しました。

毎年ネパールの女性や子供支援のため、ネパールの方たちの作った手作り品を販売しておりました。今年は収益をネパール大地震のための支援として使おうということで、参加しました。

新聞などで取り上げてくださったので、多くの方がネパールの支援のためにお買い物をしてくださいました。

みなさん、本当にありがとうございました。
お買い物で協力してくれるだけでなく、「がんばってください」「応援してます」との温かい言葉をいただき、胸が熱くなる3日間でした。



朝から多忙で、写真を撮ることもままならず。

急遽お手伝いしてくれたボランティアの方たちにも心から感謝です。

そしてお買い物でネパールを支援しようと遠方からお越しくださった方たちもいらっしゃいました。
本当に本当にありがとうございます。




まずはイベントが終わったことの報告と感謝をお伝えしたいと思います。


ネパール大地震 黙祷とキャンドル灯火募金について

連日報道されるネパール地震の被害状況。
心配だし、毎日率先してみているのですが。

見ていると心が不安になるし、悲しくなるし、もどかしい気持ちでいっぱいになります。

きっと同じように感じている人が多いと思います。
何かしたいという気持ちから、心温かい心配のメールをくださったり、募金をしてくれたり、支援を申し出てくださったり。
みなさんの温かい心に触れて、支えられています。

この場をお借りして、心からお礼申し上げます。






思えば東北大震災のとき、私たちはちょうどネパールにいて、ネパールの友人からの電話で一報を知りました。あのときも、同じような気持ちでした。

遠く離れていて何もできない、毎日押し寄せる不安や悲しみとどう向き合うのか。

それでネパール人の人たちと一緒にキャンドル灯火をして、日本の被害者の方たちへ黙祷を捧げました。

何もできないけれど、哀悼の意と復興への希望をこめて、黙祷をしました。
(そのときの様子はこちらから





そうしたらいいようのない不安や整理できない感情が落ち着いたのを覚えています。

行き場のない感情がやっと行き場を見つけた。

祈りにはそんな力があります。





今度は日本で、ネパールのために同じ気持ちのみなさんと一緒に祈りを捧げたい。

ネパール大地震で亡くなった方々のために、黙祷とキャンドル灯火を行います。


キャンドル灯火なので夕方の時間になり、お子さん連れの方は参加が難しいかもしれません。
来れない方もぜひ祈りを捧げてください。






2015年5月1日金曜日

民間レベルですでに支援が始まってます

ネパールではただいま民間レベルでの支援がすでに始まっています。

政府の支援がそれぞれに届くまでには時間がかかるので、みんなで力をあわせて無事だったおうちや無事だった人たちができることをはじめているそうです。


ネパール人の友人のおうちで60人のボランティアを集めて、食料支援として6千人分のプリ(揚げパン)とタルカリ(スパイスの野菜炒め)を準備。

それを無事だった車につんで、被害の大きいBhaktapur(バクタプル)に届けたそうです。

提供された食料を食べるネパールの避難者。

Bhaktapurも壊滅的な被害を受けています。

食料やテントなど、自分たちでできることはみんなで力をあわせてネパールの人たちが立ち上がって支えています。

水とテントの不足が深刻だそうです。


私たちも一人でも多くの方に募金をしてもらい、民間レベルで支援を行う団体に募金を届ける予定です!

フラワーフェスティバルにぜひぜひお越しください!

5/3-5 フラワーフェスティバルでネパールのハンディクラフトを販売します。
売り上げの一部をネパール大震災の募金として寄付します。

また、ネパール大地震のための募金活動も合わせて行います。

フラワーフェスティバルの出店場所はこちらです。





現地の状況

現地に住む方たちから情報が少しずつ入ってきてます。

日本でも多くの方に知ってもらい、身近に感じてもらいたいです。


これはゴルカ州のバルパック(Bharpak)村の写真を上空から撮影したものです。

1200軒あった村が地震で4軒のみを残しすべてが倒壊してしまったそうです。

けが人は60人のみがヘリコプターで搬送されました。

ゴルカ州は震源地に近く、被害はカトマンズを越えるといわれています。