ネパール&日本 自然と平和の会

ネパール&日本 自然と平和の会
ネパール&日本 自然と平和の会は2011年より毎年ネパールの村を訪れ、学校の教員向けプログラム「愛と思いやりのある教育」を行っています。このプログラムでは子供たちに温かい教育環境を提供することで、学校への定着率を改善し、勉強を続けて就業へつなげるプログラムです。ネパールの農村部の学校では教員による体罰が原因で学校を中退する子供がいます。学校を中退した子供は教育を受けることができず、仕事に就けないという問題につながっています。教員の意識改革をすることでより多くの子供たちに温かい教育環境を提供できるという信念のもと、ラムジュン州のNGO団体「サボダヤシワースラム」と共催でラムジュン州、ゴルカ州を中心にプログラムを行っています。

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2016年4月25日月曜日

ネパール地震から一年がたちました

昨年の4月25日、ネパールでマグニチュード7.8の大地震がありました。

あれから一年が経ちました。

ネパールのカレンダーでは昨日24日が一年目でした。
ネパール中で追悼のセレモニーが行われました。8000人を超える人が亡くなり、家族や大切な人を亡くした方たちの心が癒えるのにはまだまだ時間が必要です。


ネパールの大地震後、日本のみなさんには本当に支えをいただきました。
ネパール地震後からいただいた協力や支えを今日を節目に改めて思い出し、みなさんの支援に心から感謝しています。


ネパールの人たちも今回の日本の熊本地震へ本当に心配をしています。

今は世界中で大きな地震があり、地球は1つで大きな地震が次の地震へとつながって、どこで地震が起きてもおかしくないです。



ネパールではまだまだ復興は始まったばかりで中長期的な支援が必要になります。

今日は一年の節目ということで、私たちも地震の被害を受けて亡くなった命へ哀悼の意を表して黙祷を捧げました。





 地震で亡くなった人、動物、虫すべての命が安らかに眠れますように。

モハニの会での地震報告会と追悼式

五日市公民館でネパールを支援している団体、モハニの会さんのお誘いでネパール大地震の支援活動を報告する機会をいただきました。

ネパール地震から1年がたとうとしている今、1年の支援活動とみなさんからいただいた寄付金の使途について説明させていただきました。

ネパールからの留学生や広島に住むネパール人、ネパールが大好きで支援をしている皆様があつまりました。

モハニの会の代表の高田さん(右)。会が始まる前には、熊本で起きた地震の被害にあわれた方たちへ黙祷を捧げました。そしてネパール震災1年後として黙祷を捧げました。


ネパール人としてこの一年のみなさんの支援に感謝の気持ちを伝えました

私たちが行った支援活動から見える、ネパールの今についてお伝えしました。

今回は政府の支援がゆきとどいていない村の現状、ネパール地震後から復興までの道のり、映像とカルキの説明をあわせながらお伝えしました。

ネパールの惨状を目の当たりにして、報告が終わるとみなさん胸がいっぱいで言葉がでないご様子でした。

ネパールの現状をみなさんにお伝えして、まだまだ中長期的な支援が必要であるということへの理解を新たに、私たちが現在できることを進めていきたいと思います。

貴重な機会をいただき、モハニの会さん、本当にありがとうございました。